SEO対策は本当にオワコン?古いと言われる理由と今後の変化
SEO対策は本当にオワコンなのでしょうか?
「SEO対策は本当にオワコンなの?」
「SEO対策は古い集客方法なのでは?」
「SEO対策は今後どうなるのか?」
SEOを取り巻く環境は変わったのか――
今後どう変化していくのか――
現在も自然検索からの流入が重要なのか、ネット検索においてSEOがどのような役割を持っているのか。なぜ、SEO対策が「オワコン」「古い」と言われるのか、その理由を解説します。
SEO対策は、今後の変化に「どのように対応していけばよいのか」までWebマーケティングの実務視点からお伝えします。
執筆・監修:行政書士 𠮷岡 秀充
SEO対策は本当にオワコンなのか?

「SEO対策はオワコン」とSNSでも一部見かけますが、実際どうなのでしょうか?
現存するウェブ検索からホームページ訪問
2025年9月のAIモード普及により、検索結果表示件数やクリック数は著しく減少したものの、GoogleやBingを利用して、商品・サービス・会社や店舗情報などを探す行動は現在も続いています。
当事務所の支援先ではAIモード普及後も、多数の商品名で1~3位を獲得。検索結果からホームページへ移動し、CV増加・売上増加に貢献しています。
そのため、「ChatGPTを筆頭に生成AIが出てきた」「いろんなSNSが出てきた」など、これらがあるからと言って、単純にオワコンとはなりません。
2026年10月現在も
SEO対策はWeb集客に十分活用できます
SEO対策を取り巻く環境の変化
ところで、上記の「商品・サービス・会社や店舗情報」で何か抜けていませんか?
そう――ノウハウ系・解説系などの一般的な「知りたい」です。
SEO対策では、無料お役立ちコンテンツと呼ばれるノウハウ系・解説系などは大量の流入があり、結果としてSEOに貢献することができていました。
しかし、「知りたい」関連は、生成AIにごっそり流入を持っていかれてしまいました。
つまり、オワコンではないが、ウェブ検索の利用方法が変化してきているのです。
商品やサービスの魅せ方、知りたい系の発信方法を、生成AI普及前のSEO対策のまま続けていても、自然検索流入数の低下やCV低下は避けられません。
SEO対策が古いと言われる理由

情報収集の範囲・機会が増えた
以前は、「何かを調べる」「商品やサービスを探す」となれば、Google・Bingなどの検索エンジンを使うことが中心でした。
現在は、SNS、YouTubeなどの動画、Googleマップ、口コミサイト、生成AIなど、いろんな方法で情報収集できる時代になりました。
そのため、「以前ほどGoogle検索だけを見ていればよい時代ではない」という意味では、検索環境は確実に変化しています。
ときには、ウェブよりSNSの方が最新情報の取得が早いこともあります。
この変化が、「SEO対策でのWeb集客はもう古いのでは?」という印象につながっています。
検索結果1位とWeb集客の考え方
現在のWeb集客では、SEOや広告だけでなく、XやInstagramなどの各種SNS、YouTubeなどの動画プラットフォーム、ホットペッパーなどの外部ポータルサイトといった複数の接点を組み合わせて考える必要があります。
いまだにご相談で、「全国1位を目指したい」「特定の地域で1位にならなければ集客できない」など、SEO対策を実施して、検索結果1位を取ればWeb集客ができるという「考え方自体はもう古い」と言える部分があります。
ウェブ検索による流入はいまも重要なのか|SEO対策を戦略的に考える

情報収集手段が増えた現在でも、商品やサービスの売買では、ウェブ検索は利用されています。
以下、一例です。
- 地域名+サービス名で依頼先を探す
- 汎用品ではない少し珍しい商品の購入先を探す
- サービスの料金の相場を調べる
- 会社名や店舗名を検索して公式ホームページを確認する
< 生成AIの回答で正確に出てこない >
例えば、Web業界によくみられることですが、「知りたい系」であっても生成AIでは「コレだ」という相場はなかなか出てこないこともあります。
当事務所のように料金表を開示しているWeb事業者が少ないために起こります。
そうなると、ネット検索にて直接Web事業者へ問い合わせを入れるしか方法が無くなるため、ウェブ検索での流入は重要ということになります。
SNS、動画プラットフォーム、外部ポータルサイト、広告、口コミなどで商品や会社を知ったあと、改めてGoogleで会社名やサービス名を検索するケースもあります。
つまり、情報収集の入口が増えた現在でも、ウェブ検索そのものがなくなったわけではありません。
実際の問い合わせはあるか
単純に、実際にお問い合わせがある業界・事業者の場合は、SEO対策が重要ということになります。Google Search ConsoleやGA4等を確認すれば、以下のことが確認できます。
- 自然検索からどれくらいWebサイトへ訪問されているか
- どのページが検索の入口になっているか
- どのような検索キーワードでホームページへ訪問したか
- どのルートでホームページにたどり着いたか
- どのページがコンバージョンに貢献しているか
自然検索から継続的に流入があれば、現在も重要な集客経路であり、SEO対策は有効に機能しています。
SEO対策は本来、検索順位上昇だけでは足りない
SEO対策というと、「Google検索で何位になるか」という検索順位に目が向きがちですし、順位上昇だけをWebサービスとしているSEO事業者は存在します。
< よくあるSEO事業者の流れ >
- SEO対策を実施
- ページがインデックスされる
- 順位確認
- 順位上昇
ここまでの流れが一般的なSEO事業者です。
本来あるべき戦略的なSEO対策
検索1位になった瞬間、売上があがることはありません――
さらには、順位上昇なら専門家でなくてもできるケースがあります。なぜSEO対策専門家にお金を払ってまで依頼するのか。売上を伸ばし、利益を出すためではないでしょうか。
以下の流れまでつながってこそ、重要と言えるウェブ検索の流入だと考えます。
< 本来あるべき戦略的なSEO対策 >
SEO対策を実施
↓
インデックスされる
↓
順位確認・上昇
↓
クリック・特定のウェブページ訪問
↓
資料請求・お問い合わせボタン
↓
予約・購入
当事務所が考える戦略的SEO対策
- どの検索ユーザーを自社の顧客として想定するのか
- どのテーマ・検索意図を狙うのか
- どのページを検索からの入口にするのか
- 流入したユーザーをどのサービスへつなげるのか
- どこにCTAを設置し、問い合わせへ誘導するのか
- 検索流入が実際の問い合わせ・売上につながっているか
ここまで含めて設計し、実際に問い合わせまでつなげること――
これが、当事務所が考える戦略的SEOです。
SEO対策は今後どう変化する?

既に始まっている大切なSEO対策
これまでSEOでは、自社ホームページを整えて、被リンクを集めるといった方法が盛んにおこなわれていました。
これはもちろん、現在も検索順位は重要です。
一方で、検索結果の表示方法やユーザーの情報収集方法は変化していることは先に述べた通りです。
数年前までは関連しなかったものですが、現代では、検索結果に反映されることがあるため、以下の方法もSEO対策に貢献します。
- YouTubeなどで動画をアップする
- XやInstagram・FacebookなどのSNSで投稿する
- Googleビジネスプロフィールの充実
SNSは検索結果に反映されるため、今後はビジネスに関連する内容の投稿を行うと、検索結果からの流入増加を見込めます。
単なる日記、日々の感想・つぶやきに留めた投稿は非常にもったいない運用であると言えます。
AIO対策に包含してSEO対策を行う
Web集客の最終目的は、ウェブを通じて売上を伸ばすことです。
2025年9月のAIモード普及により、検索結果からの流入の多くをAIに奪われることとなりました。
今後はAIOをベースに、SEOを取り入れていくことがWeb集客で売上を伸ばすという結果に貢献することとなります。
これからのWeb集客で考えたい流れ
ウェブ検索・地域検索・「AI検索」など
↓
自社・商品・サービスとの接点
↓
各サービスページ
↓
商品・サービスを理解
↓
CTA
↓
予約・購入
AIという集客経路を追加することも、結果として流入増加につながり、SEO対策に貢献する重要な役割を持ちます。
SEO・MEO・AI検索対策を個別に切り離すと顧客の取りこぼしが発生します。
活用できるものは、どんどん活用することが今後求められるWeb戦略であり、新しいSEO対策と言えます。
FAQSEO対策に関するよくある質問
- SEO対策は本当にオワコンですか?
- オワコンではありません。AIモード普及後も、商品名・サービス名・会社名・店舗情報などを検索してホームページへ訪れる行動は続いています。ただし、ノウハウ系・解説系の「知りたい」検索は生成AIに流入が移っているため、生成AI普及前と同じ進め方のままでは、流入数やCVの低下は避けられません。
- SEO対策が古いと言われるのはなぜですか?
- SNS・動画・Googleマップ・口コミサイト・生成AIなど、情報収集の手段が増えたためです。Google検索だけを見ていればよい時代ではなくなり、「SEOで検索1位を取れば集客できる」という考え方が古いと言われるようになりました。SEOそのものが古いというより、ウェブ検索だけでWeb集客を考えることが難しくなったというのが実態です。
- ノウハウ系・解説系のコンテンツは、もう意味がないのでしょうか?
- 一般的な「知りたい」は生成AIに流れやすく、以前のようなアクセスは見込みにくくなっています。だからと言って、ノウハウ系・解説系などの記事コンテンツを無しにすれば、SEO対策に必要な「コンテンツ量」を賄うことができなくなり、YMYL分野など高難度SEO対策での上位表示は難しくなるため、戦略的にSEO対策を考えていく必要があります。
- 自然検索からの流入が今も重要かどうかは、どう確認すればいいですか?
- Google Search ConsoleやGA4で、自然検索からの訪問数、入口になっているページ、検索キーワード、コンバージョンに貢献しているページを確認できます。これらの情報と問い合わせの数などを照らし合わせ、整合性が取れる場合は、現在も大切な集客経路です。一般論ではなく、自社のデータをしっかり確認しましょう。
- 検索で1位になれば、集客や売上につながりますか?
- 1位になった瞬間に売上が上がるわけではありません。クリック、ページ訪問、資料請求・お問い合わせ、予約・購入までの流れがあって、はじめて成果になります。どのユーザーを狙い、どのページを入口にし、どこにCTAを置くかまで設計することが、戦略的なSEO対策です。
- SNSや動画もSEO対策に関係しますか?
- 関係します。YouTubeなどの動画、X・Instagram・FacebookなどのSNS、Googleビジネスプロフィールは検索結果に反映されることがあり、SEO対策にも貢献します。日々のつぶやきで終わらせず、ビジネスに関連する内容を発信すると、検索結果からの流入増加が見込めます。
- AI検索が増えた今後は、SEOとAIOのどちらに取り組むべきですか?
- どちらか一方ではなく、AIOをベースにSEOを取り入れる形がおすすめです。SEOをベースにすると、AI検索での流入を逃す恐れがあるためです。AIOにはSEOが包含されているため、SEO独自の施策を追加で実装することが容易になります。
まとめ|SEO対策はオワコンではない。ただし今後も変化する

– この記事のまとめ –
- SEO対策はオワコンではなく、ウェブ検索の使われ方が変化した
- 商品・サービス・会社・店舗情報の検索は今も続いており、検索結果からの流入がCV・売上につながるケースもある
- ノウハウ系・解説系の「知りたい」は生成AIに流入が移っており、従来のやり方のままでは流入・CVの低下は避けられない
- SEOが古いと言われる背景には、情報収集の手段が増えたことと、「検索1位を取れば集客できる」という考え方がある
- 動画・SNS・Googleビジネスプロフィールも検索結果に反映されるため、ビジネスに関連する発信がSEOにも貢献する
- SEO・MEO・AI検索を切り離さず、AIOをベースにSEOを取り入れることが、これからのWeb戦略になる
今、新たにAI検索対策(AIO対策)がWeb集客手段として加わりました
今後さらに新たな集客経路が現れるかもしれません――
現在のSEOを活かしながら、移り変わっていく検索環境に備え・順応していくことがWeb集客には大切です。
SEO対策・Web集客のご相談
「うちの場合、SEOはまだ効果があるの?」「何から見直せばいい?」といった段階でも大丈夫です。
SEO・MEO・SNS・動画・AIOなど貴社の集客経路を確認しながら、問い合わせ・売上につながるようWeb集客全体を一緒に設計します。
